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「峨駒の古典的スピーカーの調べ」は”木下惠介記念館”で行っております。
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当ブログは作者「峨駒」のオーディオ技術メモです。
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HB-PU(ハイブリッド・ピックアップ)の試聴は以下の場所でお願いします。

2013年7月29日月曜日

ECMフォノピックアップ、密閉用グリス





恐らくこれ以上は小さく出来ないでしょう。

スタイラスの大きさに制限があるので、これ以上小さくしても全体のバランスが崩れると思います。
スタイラスはロネット針から外したもので、サファイアの無垢の針です。昔のロネット針は感知レバーがブリキの板でスタイラスもただカシメてあるだけなので容易に外せます。
大きさは直径が0,3mm、長さは0,7mm程度でしょうか、鉛筆のような形状で垂直も確認しやすく、接着もしっかり出来ます。
最近のものは接合針で外しにくい上、チップだけ外しても小さすぎて接着できません。


空気室の容積は1,5mm径の4mm程度の円筒形の穴で7立方mm位でしょうか。
こんなに小さい空気室を作るくらいなら、振動膜と直結させたらどうだ?と思うかもしれませんが、それは技術的に困難。
という理由もありますが、もうひとつ重要なことは空気室はどんなに小さくても「音響的味わいを作る」という理由があります。

あくまでも空気力学的音響イコライジングにこだわりたいと思います。

密閉用グリスが最近非常に問題になっております。
というのも、密閉用グリスと呼んでいますが、他にも重大な仕事をこのグリスに任せています。
このグリスが行う仕事は空気室も密閉、振動板のダンピング、受け軸の潤滑の3つです。

音もやはりこのグリスに大きく依存していて、時間とともにちょう度が変わり音が変化してしまうのです。


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