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「峨駒の古典的スピーカーの調べ」は”木下惠介記念館”で行っております。
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当ブログは作者「峨駒」のオーディオ技術メモです。
主な内容

HB-PU(ハイブリッド・ピックアップ)の試聴は以下の場所でお願いします。

2013年4月7日日曜日

新しい木製トーンアーム



ヒノキの棒、2,5メートル。
この細さで20年物です。これをトーンアームに使おうと言うわけです。
今のリスニングルームですと大部分を占めてしまうので、大変邪魔です。

トーンアームを考えるとき、アームヘッドの慣性質量を先ず考えると思いますが、重量と長さは音質と比例しないことは以前から感じていました。
具体的にいうと、重くて短いアームと軽くて長いアームでは後者のほうが音楽性が豊かだと思うのです。
カウンターウェイトも同じで、支点から近いところに重いウェイトを背負うのと、支点から遠いところに軽いウェイトを背負うのでは、後者に軍配が上がります。

とはいえ、2,5メートルのアームは実現するかどうか、部屋に置けるかどうか?

4月25日





土台は一番簡単な方法でバラック作り
ウエイトは積み込む方式じゃなく、縛ってぶら下げ
中世の投石器のよう。
フックで吊り下げ支持。
全長2,5メートル、支点から針先まで2メートル。

このアーム、とりわけ解像度が高いと言う訳でもないし、派手でもなく地味でもない。どう言えばよいか分かりませんが、音楽的な表現力が優れています。

ただ、長さが限界に近づいています。反りのある盤は不安定で、特にピョコン、ピョコンと跳ねたり、カクン、カクンと落ちるタイプの反りに対応しきれません。フワン、フワンと緩やかな反りにはかなり反応出来ています。

レコードの内周でビブラートのように聴こえる現象が起こります。
どうやら支点の弱さに原因があるようです。原因が分かった時点でもはや解決したも同然、これだけの質量と長さを持つアームですから支点の強度は重要なポイントです。支持方式は音質に直結していますので、焦らずゆっくり調理しましょう。

4月30日




なんとか収まりましたが、6畳の部屋の端から端まであります。
ビブラートが起きる問題は、支点の強度不足ということで、先ずは8ミリ径の全ねじをスパイクに加工した受けです。これによりほぼ解消されましたが、オーボエのように均一な波形の音を聴くとまだ若干ビブラートしていることに気付きます。
土台全体の質量が不足している可能性がありますので、今度はターンテーブルの土台くらいの太い木で作ってみようと思います。ターンテーブルの土台は犬槙で樹齢は100年くらいは経っているでしょうね。硬い材質です。10年間は寝かして乾燥しました。

2013年5月6日




土台をがっちりしたものに変えてみました。
材は柳です。真っ白くてきれいですね。ニードルはアンカーでがっちり受け、足はTAOC

2014年5月2日

音がビブラートする原因はどうやらプラッター受け軸の強度不足のようです。
プラッター受け軸を強化するか、もう少しアームを小さくするかだが、レコードへの負担を検証した結果アームを小さくする方を選びました。

1 件のコメント:

  1. こんにちはー。
    壮大な装置に、ただ、ただ、驚くばかりです。
    壮大な良い音がしそうです。
    引っかけないようにお気を付け下さい。

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